結婚相談所では、プロフィールに自己PRを記載する項目があります。
自己PR欄には自分の性格について書きますが、
・自分の性格はどのように書けば良いの?
・効率的に書いて、早くお見合いに進みたい!
等悩んでいませんか?
仕事や趣味(休日の過ごし方)、友人からの評価を考えてみても、一言で「自分の性格は~です!」と表現するのが難しいと感じる人もいるのではないでしょうか。
人間はさまざまな分野で数種類のタイプに分けられることがあるので、一概に「「自分の性格は~です!」というのは難しいです。
ですが、結婚相談所における自己PRでは、あれこれ詰め込み過ぎてしまうと、「結局はどんな人なんだろう?」と自己PRを読んだ相手は困惑してしまいます。
そのため、自己PRは「自分の性格を一言で表すなら」という大きな軸でアピールすることをおすすめします。
その中でも、今回は自己PRに必ず記載する「結婚観」から逆の発想で自己PRする方法をご紹介します。
自己PRは仕事や趣味(休日の過ごし方)等から結婚観まで一貫性をもって、統一感がある内容にすることが大切です!
自分の性格をどのように書けば良いのか悩んでいる方でも漠然とした憧れ・理想の結婚生活があるのではないでしょうか。理想とする結婚観があれば、自分のアピールする箇所がわかります。
ここからは、タメニー株式会社が実施したアンケート調査「理想の夫婦像」で1位~4位になった4つのタイプで診断してみます。
結婚相談所における結婚観とは
結婚観とは、ここでは「どんな結婚生活を送りたいか」、「こういう夫婦でいたい」を指します。
結婚相手となる人とこれから長い間を共にするわけなので、結婚生活はどういう関係値・距離感でどういった精神状態に重きを置いていきたいというのは真剣に婚活を行っている方なら誰でも気になるところ。
例えば、穏やかな生活を望んでいる方にとっては、波乱万丈な結婚生活は望みません。
読み手が「理想とする結婚生活を判断する材料」は相手の自己PRのみ。もっと言えば、仕事・趣味(休日の過ごし方)・他己紹介から性格を判断し、自己PRの結婚観をもって、読み手自身の結婚観に合うかどうかという読み方をします。
自己PRの書き方に迷う人へ向けた結婚観診断
4つのタイプは以下の通り。
・お互いを尊敬し合い、支え合っている尊敬タイプ
・いつまでも一途に相手を想い続ける一途タイプ
・人生を共に歩いていくためにお互いが対等である戦友タイプ
「自分の性格をどのようにアピールすれば良いのかよくわからなくて、自己PRの書き方に迷ってしまう」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
仲の良い友だち同士のような親友タイプ
以下の項に当てはまる考え・結婚観を持っている方は、親友タイプと言えます。
・結婚生活が楽しくなるよう、いつもふざけ合っている親友みたいな関係に憧れる
・価値観が合っていて、お互い信頼し合っている関係が良い
・なんでも相談できそうな関係であれば、疑心暗鬼とか、負の感情に惑わされることがないと思う
・どちらが上とかではなく、お互い対等に協力しながら家庭を築いていきたい
・一途な恋愛よりも、末永く仲良くいられる最高の友だちのようなパートナーがいい
お互いを尊敬し合い、支え合っている尊敬タイプ
以下の項に当てはまる考え・結婚観を持っている方は、尊敬タイプと言えます。
・お互いを尊重していないと、意見の食い違いがあったときに相手の意見を軽視してしまいそう
・尊敬できる部分があれば嫌なところがあっても許せると思う
・愛情だけだと何十年も一緒にいたら、関係を維持できなくなる可能性があるから、結婚には普遍的な思いがあった方がいいと思う
・お互いの仕事を認め合い、助け合うことができるような関係が理想
・価値観が違っていても、お互いの立場、意見を尊重して話し合える関係が良い
いつまでも一途に相手を想い続ける一途タイプ
以下の項に当てはまる考え・結婚観を持っている方は、一途タイプと言えます。
・浮気もなくお互いを思い続けていられるような一途型に憧れる
・生活を共にする人とずっと想い・想われているのは幸せそうだと思う
・結婚しても新鮮な気持ちでドキドキしていたい
・お互いに想い合える心の余裕がある関係が理想
・一途に想い合う関係こそ自分の居場所・心のよりどころとなり、癒され、安心して幸せを感じることができると思う
人生を共に歩いていくためにお互いが対等である戦友タイプ
以下の項に当てはまる考え・結婚観を持っている方は、戦友タイプと言えます。
・どんな困難も2人で乗り越えたい
・お互い良いときも悪いときも、助け合いながら男女を乗り越えた関係がよい
・一緒に苦楽を共にしてきたからこそ分かり合えることもあり、簡単には崩れない強固な関係でいられると思う
・互いに大きな目標があれば支え合っていけそう
・同じ方向性で生きていきたい
【例文】結婚観タイプ別 自己PRの書き方
「自分の結婚観タイプがわかったけれど、具体的にどんなことを書けばいいのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。
ここからは、自己PRに性格を書くときの例文を結婚観タイプごとにご紹介します。
自分の性格をうまくアピールするためにも、書き方のポイントとともに参考にしてみてください。
例文:仲の良い友だち同士のような親友タイプ
はじめまして。紹介文を読んでくださりありがとうございます。
なかなか出会いがなく、将来に繋がるような出会いがあればと思い登録いたしました。
仕事はメーカーで営業をしています。目標数字を持つ仕事なのでプレッシャーは大きいですが、「何事も前向きに」をモットーに、どんな状況でも前向きに考えています。
休日は仲間とバーベキューをしたり、キャンプに行ったりすることが多いです。開放的な空間でみんなと食べるご飯は格別においしいです!
友人からは、場を盛り上げることが多いためか「サービス精神が旺盛で一緒にいると楽しい」と言われます。
将来は家族みんなでバーベキューやキャンプを楽しめるような、賑やかな家庭を築けたらと思っています。
料理が得意なので、ぜひ手料理を食べてもらいたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
良いご縁がありますことを願っております。
仕事では、何事も前向きに取り組む姿勢、趣味で仲間と楽しんでいるイメージが湧くような記載になっています。それを踏まえて、結婚後も活動的に一緒に楽しみたいとしており、一貫性を保ち、結婚後も楽しさを共有できそうなPRです。
例文:お互いを尊敬し合い、支え合っている尊敬タイプ
はじめまして。プロフィールをご覧いただきありがとうございます。
今までは仕事一筋でしたが、最近になってようやく落ち着いてきたため思い切って活動を始めました。
仕事はメーカーで営業をしています。目標数字があり大変ですが、仲間と協力してクリアした時の達成感やお客様から感謝を言われた時にはやりがいを感じています。仕事の同僚・上司からは、率先して仕事に取り組んでいることもあり、「真面目で安心して仕事を任せられる」と評価してもらっています。
趣味はサッカーです。小学生から続けており、今でも社会人チームに参加しています。「より上手くなりたい」と仲間と切磋琢磨しながら続けており、サッカーを通じて大切な仲間ができ、人間性についても学ぶことができたと思っています。
結婚後は些細な事でも笑い合えるような方と、お互いを尊重し支え合って明るい家庭を築いていければと思っていますし、家事や子育てにも積極的に参加していきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
どうぞよろしくお願いします。
仕事では協調性を、趣味では向上心や真面目さをアピールする内容です。仕事・趣味の経験を踏まえて、結婚後もお互いを尊重し支えるとしており、内容の一貫性を保っています。
結婚後も仕事でPRしているように協調性があり、家庭でも支え合える関係も構築できそうですし、また真面目な印象を受けるため、考え方等でも尊敬されそうな印象を与えます。
例文:いつまでも一途に相手を想い続ける一途タイプ
たくさんの会員の中から私のプロフィールを見ていただきありがとうございます。
友人達の幸せそうな家庭を見て、私も将来をともにするパートナーと出会いたいと思い入会しました。
仕事はメーカーで営業をしています。日々、お客様の要望を汲み取れるようにコミュニケーションをとり、要望に沿うような提案を考えています。自分の提案を受け入れてもらい、お客様から感謝の言葉を頂くと、頑張って良かったと嬉しい気持ちになります!
趣味はウォーキングで、休日には登山に行くこともあります。季節の移り変わりを感じることができますし、また、近場の散歩でも新しいお店に行ってみたり、新たな発見する楽しさもあります。ウォーキングを始めて睡眠が向上できたのも嬉しいです。
結婚後は、穏やかで暖かい家庭を築くのが理想なので、些細なことでも話し合って、お互い良いときも悪いときも、助け合っていきたいです。いくつになっても手を繋いでデートができるような関係でいられたら良いなと思っています。
お酒を飲むのが好きなので、一緒に付き合ってくれる方だと嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
どうぞよろしくお願いします。
仕事では相手目線を持てる感覚を、趣味で穏やかさや感受性の高さをアピールする内容です。仕事・趣味の経験を踏まえて、結婚後も相手の目線に立て助け合えるとしており、内容の一貫性を保っています。穏やかな家庭が築けるようなイメージが持てます。
例文:人生を共に歩いていくためにお互いが対等である戦友タイプ
はじめまして。プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。
将来を共に歩んでいただける素敵なパートナーに出会いたいと思い、入会しました。
仕事はメーカーで営業をしています。新プロジェクトを任せてもらっており、正解がない中で困難な状況においても同僚や上司と協力・切磋琢磨することで自分の成長を実感できており、毎日楽しく仕事をしています。
趣味は歴史小説を読むことです。忙しくても月に最低4冊は読んでおり、物語の中で激しい戦いや政治的な駆け引きなどが描かれることが多く、主人公に感情を重ねることで、手に汗握る展開に引き込まれます。特に戦国時代の作品が大好きです。
結婚後はお相手を尊重しながら、価値観を広げて、成長していきたいです。そうすることで、どんな困難な状況でも二人で乗り越えられる関係を築いていきたいと考えています。
犬を飼っているので、動物好きな人だと嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
良いご縁がありますことを願っております。
仕事では向上心を、趣味で共感力の高さをアピールする内容です。仕事・趣味の経験を踏まえて、結婚後も相手への共感がありつつも、人として成長していきたいという向上心が伝わる内容で一貫性を保っています。少し堅苦しいイメージですので、最後に動物好きという点もアピールしてほっこりさせる内容になります。
まとめ:自己PRは大きい傾向・軸を意識することで、相手はイメージを持てるため、「結婚観」のすり合わせができる
自分の性格は、いくつかの特徴を思い浮かべ、あれもこれもと自分を知ってもらうためにすべてを記載したくなりますが、「結局どんな人なんだろう??」と相手は困惑してしまいます。
うまく伝わらなくなりますので、自己PRは「自分の性格を一言で表すなら」という一番アピールしたい大きい軸をピックアップして一貫性・統一感を持つようにしましょう。
自己PRは自分を伝える大事な項目ですが、総じてみんな同じようなPRになってしまっています。
読み手にとって、PRの内容が抽象的で人となりをイメージできないからです。
切り取る場面が違えば、感じ方も違いますし、得た考えや姿勢も違うはずです!
自分なりの場面・考えを深堀して自己PRを作成してみて下さい。
誰でも色んな一面があるので、それはお見合いの時にとっておいて下さい!
お見合いの時に話せば、多様性があることをアピールできます!
お見合いの内容についてはこちらへ